カラコンは高度管理医療機器です|eye to eye
『カラーコンタクトレンズは高度管理医療機器です』
高度?医療機器?
あまり聞き慣れないですよね。
2009年2月にカラコンは「高度管理医療機器」として薬事法の規制対象となりました。
それまでは「雑貨」として扱われていたんです。
直接目に触れるものなのに雑貨!?
今考えると、恐ろしいですね。
規制対象になったのは、深刻な目のトラブルが多発したのが原因の一つです。
同じ医療機器の中でも人体へのリスクが極めて低い「一般医療機器」、比較的低い「管理医療機器」とありますが、
それと比べるとコンタクトレンズは失明や角膜の傷など重篤な症状の危険性が高いため、「高度管理医療機器」と分類されています。
カラコンは危ないの?
この質問はいろんなところで見かけます。
「使い方次第でね」と私は思います。
恐ろしいことに、眼科に一度も行かずレンズを買っているユーザさんって多いんですよね。
なんとなーく見えないから度数を上げてみたり、
度数がわからないから度なしを選んでみたり、、
度数に限りません。BC、DIAだって気にせず買っているユーザさんが殆どではないでしょうか。
・なんかゴロゴロするなぁ
・ちょっと見えづらいなぁ
・8時間もつけてられない!
そんな経験ありませんか?
これはレンズそのものが自分の目に合っていない可能性があったり、サイズが合わなかったり、ドライアイだったり、目のアレルギーだったり、
本当にたくさんの理由が考えられます。
自分の目をまず知ること。
そして目にあったレンズを選ぶこと。
これは通販サイトをずーっと眺めていたって解決しません。
まずは眼科に相談しましょう。
そして「今更」と思わず、正しい使用法やケア方法を教えてもらいましょう。
快適なコンタクトレンズ生活を送るには、これが一番の近道です。
カラコンには「医療機器承認番号」があります。
厚労省から認可を得た商品には「承認番号」があります。
16ケタの英数字ですね。
例えば、アジアンseriesだと
医療機器承認番号:22300BZX00162A35号
です。
通販でしたらサイトに必ず記載されているはずです。
加えて、コンタクトレンズの販売会社は「高度管理医療機器販売許可証」が必要です。
・高度管理医療機器販売許可証
・医療機器承認番号
この2つが揃っているか、購入前に確認する事をお勧めします。
もちろんこれで安心してはいけません。
いつまでもオシャレを楽しめるように、正しい知識をもったうえで、正しい使い方をしましょうね。